情報ラボ > 授業の進め方ガイド
情報Ⅰの全単元を、このサイトの体験教材で授業するための授業案です。1時間(50分)ごとに、ねらい・導入の問い・流れ・使う教材・確認問題をまとめました。
学習指導要領の項目の順に並べた、全42時間の流れです。授業名を押すと、その授業案を開きます。学校の時間数や生徒の様子に合わせて、入れかえたり、2時間に分けたりしてください。
学習指導要領の項目ごとに、授業案で使う教材の数を示します。下の表では、教材ごとに、どの授業で使うかを確かめられます。
このページは、高校の共通教科「情報Ⅰ」の内容を、情報ラボの体験教材を使って1年間で授業するための授業案です。学習指導要領の4つの項目、(1) 情報社会の問題解決、(2) コミュニケーションと情報デザイン、(3) コンピュータとプログラミング、(4) 情報通信ネットワークとデータの活用 にそって、42時間分を用意しました。
どの授業案も、1時間(50分)を「導入・展開・まとめ」に分け、それぞれで何をするか、どの教材のどのタブを使うかを書いています。教材の名前を押すと、その教材のページが開きます。生徒は自分の端末でページを開き、教員と同じ画面を操作しながら授業を進められます。
授業案は、1つの例です。学校の時間数、教科書の順序、生徒の様子に合わせて、入れかえたり、2時間に分けたり、省いたりして使ってください。「年間の流れ」のタブで全体を見渡し、「教材の対応」のタブで、どの教材をどの授業で使うかを確かめられます。
各授業案には「導入の問い」があります。生徒にとって身近で、すぐには答えが出ない問いを最初に投げかけ、予想を出し合ってから体験に入ります。たとえば「コンピュータで0.1を10回足すと、ぴったり1になるだろうか」と問うと、多くの生徒は「なる」と答えます。実際に計算してずれを目にすることで、なぜずれるのかを知りたくなります。
展開では、体験教材で条件を変えながら結果を確かめます。大切なのは、操作する前に結果を予想させることです。予想と結果が食い違ったところに、学ぶべき内容があります。教材の多くは、結果に合わせて説明が表示されるので、生徒が自分のペースで進めることもできます。
まとめでは、その時間に分かったことを1〜2文でことばにします。授業案の「まとめ」は、黒板やスライドに書く要点の例です。最後に確認問題で理解を確かめます。答えは「問」を押すと表示されるので、小テストや振り返りの課題にも使えます。
高等学校の学習評価は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で行うことになっています。このガイドの授業案は、次のように対応させて使えます。
| 観点 | 授業案のどこで見るか |
|---|---|
| 知識・技能 | 確認問題、体験教材での計算や操作(2進数の変換、データ量の計算、プログラムの実行など) |
| 思考・判断・表現 | 導入の問いへの予想と理由、解決策の比較、プログラムの空欄の選択肢がなぜ正しいかの説明、データの読み取り |
| 主体的に学習に取り組む態度 | 予想と結果を比べて考え直す姿、自分の生活への当てはめ(パスワード、写真の公開、情報デザインの改善など) |
大学入学共通テスト「情報Ⅰ」では、プログラムは特定の言語ではなく、共通テスト用プログラム表記で出題されます。(3) のプログラミングの授業では、共通テスト用プログラム表記を動かそうを使い、プログラムを実行して動きを確かめるだけでなく、トレース表を書く練習や、空欄に解答群の選択肢を入れて結果を比べる練習ができるようにしています。また、表計算やデータの分析、ネットワークやデータベースなど、共通テストで扱われる内容も、体験しながら学べるように組み立てています。
授業案の時間配分は目安です。体験教材はブラウザだけで動き、生徒の入力や画像がサーバに送られることはありません。